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SDロガー4(ケース付き、基板タイプ)
技術情報
電池でロギングの例
SDロガー3を、乾電池で使用する例を紹介します。乾電池(単3)8本を、SDロガー3の電源として使います。フルークのテスターを用い、自らが駆動されている電池電圧をロギングしてみます。1行ごとに日付時刻を付加するスクリプトを用いて、日付時刻をデータに含めます。
ロギングしたデータをエクセルに取り込み、グラフにするとつぎのようになります。この例では、3日以上稼働しました。(ただし、電池寿命は、条件により、大きく変わります)
●スクリプト
;1行ごとに、日付時刻を付加するスクリプトです。
;改行コード(または、)を受信した場合、保存データから省くことを指定します。
#f:OMIT :0D0A
;END文まで繰り返します。
#LOOP EVER
;改行コードを受信するのを待ちます。
#WAIT DATA :0D
;「, 20YY/MM/DD, hh:mm:ss 」の書式で、日付時刻を保存データに付加します。
#LOG , 20@Y/@M/@D, @h:@m:@s@r@n
;ここまでを繰り返します。
#END
※スクリプトの解説は下記「1行ごとに日付時刻を付加するスクリプト例」をご覧ください。
●フルークテスターの設定
9600bps、パリティ無、エコーオフ
[2ND]->[RATE]->「9600」->[AUTO]->「no」->[AUTO]->「OFF」->[AUTO]
20秒周期
[RATE]で「S」を選ぶ。[2ND]->[MN MX]->「50」->[AUTO]
直流電圧を選ぶ
[V—]
設定を保存(するなら)
[2ND]を押しながら[AUTO]