1. 電池でロギングの例

ローコスト小型軽量シリアル(RS-232C)データロガー

SDロガー4(ケース付き、基板タイプ)

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技術情報

電池でロギングの例

SDロガー3を、乾電池で使用する例を紹介します。乾電池(単3)8本を、SDロガー3の電源として使います。フルークのテスターを用い、自らが駆動されている電池電圧をロギングしてみます。1行ごとに日付時刻を付加するスクリプトを用いて、日付時刻をデータに含めます。

ロギングしたデータをエクセルに取り込み、グラフにするとつぎのようになります。この例では、3日以上稼働しました。(ただし、電池寿命は、条件により、大きく変わります)

 

●スクリプト

    ;1行ごとに、日付時刻を付加するスクリプトです。

    ;改行コード(または、)を受信した場合、保存データから省くことを指定します。
    #f:OMIT :0D0A

    ;END文まで繰り返します。
    #LOOP EVER

    ;改行コードを受信するのを待ちます。
    #WAIT DATA :0D

    ;「, 20YY/MM/DD, hh:mm:ss 」の書式で、日付時刻を保存データに付加します。
    #LOG , 20@Y/@M/@D, @h:@m:@s@r@n

    ;ここまでを繰り返します。
    #END

 

※スクリプトの解説は下記「1行ごとに日付時刻を付加するスクリプト例」をご覧ください。

 

●フルークテスターの設定

9600bps、パリティ無、エコーオフ

[2ND]->[RATE]->「9600」->[AUTO]->「no」->[AUTO]->「OFF」->[AUTO]

 

20秒周期

[RATE]で「S」を選ぶ。[2ND]->[MN MX]->「50」->[AUTO]

 

直流電圧を選ぶ

[V—]

 

設定を保存(するなら)

[2ND]を押しながら[AUTO]

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